玉露軒について

 玉露軒は明治元年(慶応4年)に創業いたしました。

それから150年余り、現在も創業当時の地で5代目が引き継ぎ茶業を営んでおります。

 初代当主の川口伊左衛門は現在の愛知県稲沢市の生まれ、その後、現在の玉露軒本店のある清須市西枇杷島町に移住し当時の地元の名士に命を受け、京都にお茶の買い付けに行ったことがお茶問屋としての玉露軒の始まりです。

 それから江戸時代になり、名古屋城と清洲城を結ぶ美濃路(東海道の宮宿と中山道の垂井宿とを結んだ脇往還。名古屋城下や清須の宿場を通る街道)には江戸の神田、大阪の天満と並び『日本三大市場』とされる「下小田井の市(枇杷島市場)」がありました。

 「下小田井の市」は卸売り問屋や市場関係者で賑わい、名古屋北部市場(現:愛知県北名古屋市)への移転までのおよそ350年間、下小田井の市があった西枇杷島町は”市場の町”として栄えていました。今では数多くの商店が廃業し、当時のまま残っているのは我々含め数軒になりました。

 玉露軒では長く培ってきた歴史を生かしつつ、時代のニーズに合わせたお茶やお茶関連の商品を開発・製造・販売しております。

4代目当主から商業施設への出店も始めました。店舗では皆様にお茶をより身近に感じていただけるよう、お茶の販売だけでなく喫茶やテイクアウトコーナーも併設しており、日本一濃い抹茶を目指して開発した「濃(こい)抹茶ソフトクリーム」、玉露軒オリジナル「グリーンティー」なども販売しております。

 たくさんのお客様と出会い、遠方の方や定期購入を希望される方のお声をたくさん頂く機会も増えました。全国のお客様にお茶をお届けできるよう、本オンラインストアを開始いたしました。


好みやその日の気分に合わせてお茶を選んでいただき、美味しいお茶をお届けしたいと思っております。

日々の生活の彩りに、玉露軒のお茶を添えていただけると嬉しく思います。